ネコが人間に与える影響

こんにちは。

『朱に交われば赤くなる』

なーんて言葉があるように我々はみんな外部環境に大きく影響を受けて生きていますよね。

ネコと一緒に生活をすれば今までとはまったく違う環境になります。

ネコはヒトにどんな影響を与えてくれるのか。

今回は主観を交えていくつか挙げていきましょう。

ネコが人に与える影響

愛情深い人間になれる

ネコのお世話をする行為はなんの見返りをも望める行為ではありません。

ネコはお金を稼いできてくれるわけでもご飯を作ってくれるわけでも掃除や洗濯をしてくれるわけでもないからです。

経済性や労力を考えればヒトにとって負担でしかないでしょう。

しかしそれでもネコに愛情を注いで世話をしてあげたい気持ちには何の打算もないと言えます。

『ネコが好きだから』という純粋なネコに対する愛情がそこにはあります。

人は行動するたびに、その行動の裏にある動機となる感情、姿勢、信念を強化している

ネコのお世話がネコに対する愛情からくるものであれば、その人はより一層愛情深い人になっていきます。

ネコは愛情を注げばその分だけ期待に答えてくれるわけではありません。

おしっこをする場所を間違えたり、家を留守にして帰ってきてみたらネコが家の中をぐちゃぐちゃにしていることもあるかもしれません。

それでも愛情深くネコに接することができる人はどんどんどんどん愛情深い人へ成長していき、猫だけに限らず他人にも愛情を持って接することができるようになります。

人やネコに愛情を注ぐこと自体が楽しくなってくるんですね。

これはとても貴重な能力です。

他人に優しく接するときに、つい見返りを期待してしまうことがあります。

でも愛情を注ぐこと自体を楽しむことができる人はそれ以上のものを他人に求めなくとも満足することができます。

こうなればいい意味で人に期待しなくなり、見返りに対するもやもやした気持ちや失望することもなくなります。

自分の中で他者への愛情を完結できるようになることは日々を気持ちよく生きるのに役立つと思います。

独立心が強くなる

日本人は特に横並びの意識が強いと言われます。

みんなが行くから大学へ行き、みんながやってるから就職活動をし、みんながやってるから定年まで一生懸命同じ会社で働きます。

他者と違うことをすることが得意ではなく、人と違う道を選ぶことに恐怖心を持っています。

そんな人はネコを観察してみるといいかもしれません。

  • 人が起きている昼間にグースカ寝ている
  • 人が寝ている夜になると大はしゃぎ
  • お客が来てても相変わらず昼寝か毛繕い
  • 普段はそっけないけど時々懐いてくる

ネコはまさに自分勝手の塊のような生き物ですね笑

他者に合わせることもなく、かといってまったく興味がないわけでもない。

本当に自由気ままに心の赴くまま生きているって感じです。

ネコは他者の目を気にするのではなく、自分の気の向くままに好きなことをやる勇気を我々に気づかせてくれます。

受け流し力をUP してくれる

ネコは気が向くとヒトの足元に擦り寄ってきて「なでてー」と言わんばかりに体をくっつけてきます。

自分のニオイをつけるためなど行動の理由は諸説ありますが甘えてきていることは確かです。

撫でてあげると気持ちよさそうにゴロゴロゴロと喉を鳴らしますが、あまり長いこと撫で続けると「しつこいにゃ!」と言わんばかりに猫パンチを食らわせてきたりします。

まさに気まぐれです。

ネコはヒトのように「恩を受けたからここは我慢。。。」なんて配慮はありません。

その時、心地よければよくて気に食わないことがあればその場をサラリと立ち去ります。

ネコは自分のことをとても大切にしており、自分がいたくない場所に長く留まることはありません。

それでいて立ち去り方も嫌味がなく、颯爽と立ち去ります。

嫌いな職場の飲み会や同僚の愚痴聞きなどいたくないけど付き合いで行く場って誰しもありますよね。

空気を読むことは人間社会では大事ですが、他人に気を遣ってばかりでは自分自身が疲弊してしまいます。

ネコのように嫌なことをさらりと受け流し、自分のことも他者と同じくらい大切にしてあげることも大切なんですよ。


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