こんにちは。
ねこと暮らしていると色々な面白い仕草を見ることができます。
その一つに、ごはんをあげると前足でごはんに砂をかけるような仕草をするのを見たことはありませんか?
床だからいくら掘っても砂かけできてないよ!って思うんですけど、あまりにも一生懸命やってるからつい眺めてしまいますよね。
今回はネコのご飯への砂かけ行動について解説していきます。
ネコがごはんに砂をかけようとする姿を見ると、ご飯気に入らないのかな?って心配になる飼い主さんもいるかもしれませんよね。
まるでご飯に不満があって「これいらにゃい。これいらにゃい。」って言って砂かけしているように見えますもんね。
でもそうじゃないんです。
ネコ科の動物はごはんである獲物を捕まえても一回で食べ切らないことが多いです。
ある程度ごはんを食べ終えて満足したら、食べきれなかったごはんは後で食べるときに腐らないよう土の中に隠そうとします。
土の中に隠すと落ち葉や泥の中にいるバクテリアによって、野晒しで置いておくよりもごはんが腐るのが遅くなるそうです。
隠したごはんは後で隠した場所に戻ってきて改めて食べるのです。
このような習性はクマなどにも見られますね。
ただ隠しておいたごはんを改めて食べに戻るネコはまれで埋めたこと自体を忘れてしまっているのでは?と言う説もあります。
ネコがごはんを埋めようとする仕草はひょっとしたら体調が悪いことの意思表示であるかもしれません。
食欲がない時は人間でもおいしそうなごはんの匂いが不快に感じることがあります。
ネコも食欲がなくて元気がない時はごはんの匂いが嫌で土の中に埋めてしまおうとしているのかもしれません。
まったくごはんに手をつけずにごはんを埋めようとしていたらネコちゃんのことをよく観察してあげましょう。
もしかしたらどこが体調が悪い可能性もあるので場合によっては獣医さんに相談してください。